こんにちは!SCAの菊地です。
コロナの影響で入社が延期になった

Instagramのストーリー宛にいただいたご質問は以下の通りです。
この質問に対して先にお答えすると、内定取り消しはないと思います。
実際に日本国内の航空会社で内定取り消し、入社取り消しなどの話を聞いたことがないので、おそらくはこの状況下の中で適切なタイミングを見計らって、ご案内が届くのではないかなと思います。
と言いますのも今の段階で把握している限りですが、20卒で内定を貰うも内定先の会社から入社延期のご案内が届き、現状待っている状況の方々は結構います。
先日は「やっと入社してOJTが始まった」と沖縄ベースで働く赤系GSの会社から内定をもらった20卒から久々にメッセージが来ました。
他にも「やっと先週、訓練の案内が届きました!」と教えてくださった方もいました。
日本の会社は温かい

これは私の所感になってしまうのですが、実際に外資系の航空会社で働いている方々のお話を聞くと、やっぱりシビアな印象を受けます。
- 20卒でシンガポール航空から内定をもらうも連絡が来ていない
- 20卒で中国東方航空に内定をもらい訓練中に中断、再開の目処が立たず日本で待機中
- アシアナ航空で働くも外国人クルーに対し会社と雇用上でトラブルが発生している
他にも色々な情報を皆さんも耳にしているはずです。
- エア・カナダCAを5000人一時解雇予定
- アメリカン航空8000人のCA余剰に早期退職・希望退職社を募る
- ユナイテッド航空社員3万6000人を一時解雇予定
- セブ・パシフィック航空800人解雇
- カタール航空400名のパイロットを解雇し、今月新たに400名解雇予定
- エミレーツ航空6500名のCAが解雇
- タイのLCCノックスクートが破綻
- カンタス航空パイロット220名解雇
- ニュージランド航空パイロット300名解雇
- エアーアジアCA111名解雇
※一部情報が古いものもあります。
これを見ると外資系の航空会社の雇用は厳しいとように見えるかもしれません。
ですが、そもそも日本の雇用のあり方と海外の雇用のあり方には根本的な違いがありますし、現地の国では「やむ負えない」と言う考えでの判断だと思いますから、そのような措置は健全な会社がする1つの判断のなのかもしれません。
外資系はジョブ型採用ですし、逆に日本の年功序列型・終身雇用みたいな風土(実はもう崩れかけていて、日本も海外のジョブ型採用になるよう推奨しているようです)のおかげで、大手2社を筆頭にどの航空会社も頑張って耐えている状態ですよね。
入社までの期間の心の持ちよう

コロナの影響で入社が延びてしまうのは仕方のない事かもしれません。
そして不安な気持ちも凄くわかります。
でも入社する未来がちゃんと来るのであれば、それまでの日々の時間を不安に悩まされながら過ごすのと、今を楽しみながら過ごすのではかなり違うと思います。
同じ24時間なのに、思考の捉え方でこんなにも現実の行動が変わっちゃう!
それに入社した後、「もっとあの時間をこう使えばよかった」と後悔するのも勿体ないですよね。
是非とも悩みは置いておいて、自分の人生をもっと素晴らしいものにする為の時間にしてください!
- ちょっと体験レッスンに行ってみる
- ちょっと外国語を習得してみる
- ちょっと体力づくりを頑張ってみる
- ちょっと新しい趣味を初めてみる
本当に働き始めたら、こんなにも時間がある時ってなかなかないと思いますので、是非とも捉え方を変えて有意義な時間を過ごして欲しいですね!
その人の日常の行動までもを変えるから!
今回の記事は以下の動画で答えたものから抜粋し、更に詳しく記載しました。
09:25 20卒入社が2ヶ月も延期されています